ハイエースは値引き可能?値引き額はどれくらい?

ハイエースは値引き可能?値引き額はどれくらい?

ハイエース 値引き

トヨタが販売しているハイエースは、1967年から販売されているロングセラーモデルです。
キャブオーバー型の広い室内空間が特徴的で、商用車としてはもちろん、自家用車としても高い人気があります。
しかしハイエースの新車価格は決して安くはありませんので、少しでも安く購入するには事前にしっかり値引き相場を把握しておく必要があります。
そこで本記事では、ディーラーでハイエースの新車を購入する際の値引きを中心にご紹介していきます。

ハイエースの値引き相場

基本的に販売店では必ず値引きがある訳ではございませんが、状況や時期によって値引き交渉が可能な場合もあります。
まずはWeb上で掲載しているハイエースの値引き相場について見ていきましょう。

平均値引き額(販売店によって異なる)

・ハイエースワゴン・・・33万円〜36万円
・ハイエースバン・・・32万円〜33万円
ハイエースの平均値引き額は直近1年大きな変動はなく、今後もこの価格が続いていくことが予想されます。
また、車両の値引きとは別に、オプション値引きも存在します。
オプション値引きは、取り付けるオプションの数や金額によって大きく変わるため一概には言えませんが、総オプション価格の5%〜10%が平均価格となっています。

限界値引き額(販売店によって異なる)

ハイエースワゴン・・・45万円〜60万円
ハイエースバン・・・45万円〜55万円
ハイエースの限界値引き額は、販売店によって大きく異なります。
なかには70万円近くの値引きに成功したという方もいますが、販売店の状況や時期にもよるため、いきなりこの数字を狙うのはハードルが高いと言えるでしょう。
まずは平均値引き額をしっかり出すことをおすすめします。

ハイエースを限界値引き額に近づける方法

ハイエースの平均・限界値引きをご紹介しましたが、ある程度の値引き額を引き出すには、いくつかのコツが必要です。
また、限界値引き額を引き出すには、単に値引き交渉するだけではなく、タイミングも重要になります。
そこで、値引き交渉を考えている方は、次のことも頭に入れておきましょう。
1.決算期を狙う
2.ディーラーオプションからさらに値引いてもらう
3.納車費用を抑える
順に詳しくご紹介していきます。

1.決算期を狙う

多くの販売店は4月が新しい期の変わり目となるため、2月〜3月は決算期となります。
この時期になるとセールスマンは年間販売台数のノルマがあるために、多少値引き額を大きくしてでも販売台数を稼ごうとする場合もあります。
そのため、急ぎで購入しなければならない場合でなければ、この時期を狙って購入するのがおすすめです。
また、年度末ではないものの、9月には中間決算があるため、その時期もある程度のねらい目かもしれません。

2.ディーラーオプションからさらに値引いてもらう

ディーラーオプションは販売店の工場で取り付けを行うため、車体の値引き額とは別に値引き交渉が可能な場合もあります。
車体の値引きが終わってから、あらためてディーラーオプションの交渉を行うと、トータルで大幅な値引きが期待できます。
おすすめのディーラーオプションは、
・サイドバイザー
・フロアマット
・ボディコーティング
があります。
また、ハイエースは元の車両価格が高いため、販売店によっては低価格のディーラーオプションをサービスしてくれることもあります。

3.納車費用を抑える

車両本体やオプションからの値引きを終えたら、最後は納車費用を抑えましょう。
納車された車を自宅まで運んでもらうとなると運送費が1万円〜3万円ほどかかりますが、販売店に取りに行くと、その分の費用を浮かせられます。
また、車庫証明の取得は販売店に任せると1万円〜2万円ほどの費用がかかりますが、自分で行うと約2500円〜2700円ほどに抑えられます。

ハイエースはグレード別で値引き額が違うのか?

いくつかハイエースの値引き額を調べてみましたのでご紹介します。
・ハイエースワゴン GL・・・20万円〜30万円
・ハイエースバン DX・・・20万円〜28万円
・ハイエースバン スーパーGL・・・20万円〜30万円
ハイエースの新車価格はグレードによって値段が異なるため、値引き額も変動すると思うかもしれません。
しかし、値引き額は販売店によって基準が異なるため、一概にグレード別で値引率が違うとは言い切れません。

ハイエースを値引き以外で安く買う方法

いざ値引き交渉するとなると、事前に競合車種の価格をリサーチしたりセールスマンとの根気のいる交渉などが必要だったりと、手間がかかるのも事実です。
そこで、値引き以外でハイエースを安く買う方法もご紹介していきます。

人気のあるカラーを選ぶ

ハイエースはどのグレードも高い需要があるため、ある程度のリセールが期待できますが、その中でも特に人気のあるカラーを選んでおくと、より高く売れる可能性が高まります。
特に人気のカラーはホワイト系やブラック系で、十数万円〜数十万円ほどの価格差がつくこともあります。
また、パール系のカラーも人気があります。
パール系のカラーは新車で選ぶ際に追加費用が必要ですが、リセール価格を考えると十分に元が取れる金額です。

オプションは社外品を選ぶ

カスタム車両としても人気が高いハイエースは社外品も豊富に販売されているため、メーカーオプションやディーラーオプションの代わりに社外品を選ぶのも一つの方法です。
新車購入時には必ずオプションも付けなければいけないという決まりはありません。
自分で取り付けができる方はオプション無しで車体を購入し、後から好きな社外品を取り付ければ、工賃も浮かせられます。
また、おすすめの社外品パーツは、
・フロアマット
・フロントスポイラー
があります。

フロアマット

GR8 フロアマット

メーカーオプションのフロアマットは平面仕様となっていますが、社外品は3D構造のものが販売されています。
ハイエースを事業用として利用する場合、靴に砂利や泥が付着したまま運転することもあるかもしれません。
そんな時、3D構造のフロアマットであれば、砂利や泥を車内に撒き散らさずに済みます。
GR8 3Dフロアマットはこちら。

フロントスポイラー

GR8 フロントスポイラー

社外品のフロントスポイラーは、さまざまな形状や大きさのモデルが販売されています。
オーナー様の嗜好や用途に合ったパーツが手に入れやすいとも言えるでしょう。
また、値段もメーカーやディーラーオプションと比べると、リーズナブルなものが多くなります。
GR8 フロントスポイラーはこちら。

ハイエースの値引き交渉に使える車種

車の値引き交渉で必要なのが、競合車との比較となります。
ハイエースの競合車として適しているのは、
・日産 NV350キャラバン
・マツダ ボンゴバン
となります。
NV350キャラバンは日産初の商用車で、仕事用からレジャーまで幅広く活躍するように設計されています。
2012年に登場した現行モデルは、デザインも先進的になっており、若者にも人気があります。
新車価格やリセールバリューはハイエースより低めですが、品質はハイエースに決して引けを取らないため、ライバル車の第一候補として最適だと言えるでしょう。
また、マツダのボンゴバンはハイエースよりひと回り小さいものの、運転のしやすさから商用車として人気があります。
商用車としてハイエースの購入を検討しているのであれば、ボンゴバンを競合車として交渉すると良いでしょう。

ハイエースを少しでもお得に購入するにはリセールバリューも考慮する

ハイエースは手放す際もある程度のリセールが期待できます。
そのため、購入時に人気のあるグレードを選ぶと、トータルで考えると安く購入できると言えるでしょう。
最も大きくリセールが期待できるグレードは、ハイエースバンの「スーパーGL」となります。
また、国内では事業用・自家用共に、4WDの需要が高くなっています。

まとめ

ハイエースの値引き額は平均32万円〜36万円ほどで、なかには60万円近くの値引きに成功した方もいます。
ただし、値引き額の基準は販売店によって異なるため、一概に「このグレードは絶対に〇〇万円の値引きができる」とは言い切れません。
実際に値引きを実施していない店舗がほとんどなのも事実です。
また、オプションを社外品にしたり、リセールを考えたグレードやカラーを選んだりと、値引き以外にもお得に購入する手段はたくさんあります。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひお得にハイエースをご購入していただければと思います。

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