【ハイエース乗り必見】燃費をよくするテクニック3選をご紹介!

【ハイエース乗り必見】燃費をよくするテクニック3選をご紹介!

ハイエース 燃費

「燃費の良し悪しはどう決まる?」「ハイエースの燃費は本当に悪いの?」「燃費をよくするテクニックを教えて!」こういった悩みや疑問、要望をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決するハイエースオーナーは必見の内容となっておりますのでぜひご覧ください。

「燃費がいい」「燃費が悪い」とはどういうこと?

まず燃費とは?計算方法は?

燃費とはガソリン1Lで何キロ走行できるのかを数値で表したものをいいます。
正式名称は「燃料消費率」です。
ここでは燃費の計算方法のひとつである「満タン法」を紹介します。
満タン法とはその名の通り燃料タンクを満タンにした後、トリップメーターをリセットします。
次の給油時に再度満タンにしたときの給油量とその間の走行距離から燃費を算出します。
(走行距離㎞)÷(給油量ℓ)=(実燃費㎞/ℓ)となります。
例えば、A地点からB地点まで200㎞あり、給油量が20ℓであれば、200㎞÷20ℓ=10㎞/ℓとなります。

「燃費がいい」とは?「燃費が悪い」とは?

ところでよく会話にあがる「燃費がいい」や「燃費が悪い」といったキーワードですが、この良し悪しはどういった定義があるのでしょうか。
結論個人の価値観によって変わるので答えはありません。

なぜハイエースは燃費が悪いと言われるのか?

まずはじめに、ハイエースの種類、排気量、使用燃料そしてJC08モードを表にしました。

種類 排気量(L) 使用燃料 JC08モード(㎞/L)
ハイエース バン 2.0 ガソリン 10.5/10.6/10.7/10.9
2.8 ディーゼル 12.8/13.8
ハイエース ワゴン 2.7 ガソリン 9.5/9.6
ハイエース コミューター 2.7 ガソリン 9.5
2.8 ディーゼル 12.6

今回の表題は「燃費」なので、そこに注目してみましょう。

同じ排気量でもガソリンとディーゼルではディーゼルに軍配が上がります。
また、この表を見て感じたことは全体的に燃費があまり良くないことです
それはひとつに車両重量(車両総重量)が関係しています。車両重量がある自動車にとって避けられないのが燃費の悪さです。
ハイエースには3種類(バン、ワゴン、コミューター)がラインナップされており、どれも車両重量は約2,000kgあります。
ハイエースに限った話ではないですが、だいたい車両重量がある車は燃費が悪い傾向にあります。
例えばコミューターの場合、定員14名までで車両総重量(フル乗車)は3,010kgにもなります。
ここまでの車体を動かすためには、その分燃料を消費してしまうことは仕方ないことです。
ですが、ハイエースは圧倒的な積載能力を持ち、一度で大量の荷物を運ぶことが可能なため、何往復もする必要や心配はございません。

アイテム要らず!燃費改善に効果があるテクニック3選

今回はすぐできる燃費改善に効果があると立証されているテクニックを3つご紹介します。
ぜひ試してみてください。

①乱暴な運転(急発進、急加速、急停車)をしない

乱暴な運転は燃費に影響があることはもちろんのこと、事故を起こすリスクも上昇します。
時間にゆとりがないと焦ってしまい安全運転ができなくなってしまいます。
普段からゆとりのある行動を心がけて燃費改善に努めましょう。

②使わない荷物を積んだままにしない

車両重量が重いと燃費が悪くなる傾向にあります。
車両重量があるのは仕方のないことですが、そこに過積載が加わると更に燃費の悪さに繋がります。
普段から積んだままのキャンプ用品やそこまで重くないものと思っていても重みとして加算されるので、燃費に影響を及ぼしてしまいます。
また、燃費とは関係のないところでは、サスペンションの機能低下や乗り心地が悪くなるといったことにも繋がるので、使わないものは降ろすようにしましょう。

③日常点検を怠らない

比較的簡単に行えることはタイヤの空気圧チェックです。
タイヤの空気圧低下は燃費に影響すると言われており、JAFでは「タイヤの空気圧不足による燃費を検証」調査がされており、その結果、空気圧の適正値から30%減だと平均4.6%、60%減では平均12.3%燃費が悪化したと検証結果で明らかになりました。
最近はセルフのガソリンスタンドが台頭し、給油はもちろん、空気圧もセルフチェックを行う必要があります。
確認するのが面倒くさいからといって放置しておくと、燃費は悪くなるだけでなくバーストなどの危険が伴います。
日常的に気にかけて点検するようにしましょう。

消耗品の交換やアイテムを取り入れて燃費改善に繋げよう!

ネットで「燃費向上グッズ」と検索すると、さまざまな方法やアイテムがヒットします。
そんな数ある中からレビューを元に燃費向上に効果が期待されるアイテムやメンテナンスの方法を厳選して3つご紹介します。
上から順に手軽に試せるものとなっていますので、ぜひ試してみてください。

①燃料添加剤

これから後述する他の方法は少し手間や時間がかかるので、ハードルが上がる印象ですがこの「燃料添加剤」の使い方はいたって簡単でガソリンの給油時に燃料タンクに注ぐだけです。
車のエンジン内部には燃料噴射装置と呼ばれる液体燃料を吸入空気に霧状に噴射する装置があり、この噴射口が目詰まりを起こすと燃費悪化やトラブルの原因となります。
この「燃料添加剤」はクリーニング作用があり、目詰まりを解消することで完全燃焼の促進に繋がり燃費を改善します。
そして発進・加速がスムーズになるというわけです。
商品も1,000円未満で手に入るので、試してみてはいかがでしょうか。

②定期的なエンジンオイルの交換

そもそも車のエンジンオイルの役割をご存知でしょうか。
それはエンジン内部の部品どうしを潤滑させる目的があります。
車のエンジンオイルはよく人間でいう「血液」と例えられることがあり、人間の血液は自浄機能がありますが車のエンジンオイルにはそういった機能はありません。
なので定期的なオイル交換が必要になります。また、オイル交換を定期的に行わないと燃費が悪化してしまいます。
それは劣化したオイルがただ循環しているだけなのでエンジンにかかる負担が増えることでエネルギーのロスが発生してしまうからです。
それを補うためにより多くのガソリンを消費してしまうのです。
エンジンオイルは血液と同じです。
車の調子が悪くなる前に定期的な交換をしましょう。

③タイヤ交換

タイヤは燃費効率に関係あるの?と思われるかもしれませんが、タイヤメーカーでは「エコタイヤ」と呼ばれる低燃費タイヤがラインナップされています。
そのメカニズムを簡単に説明すると自動車の基本である走り、曲がり、止まることができるのは、タイヤのゴムと路面の間で起こる摩擦力を活かしているからです。
しかし、この摩擦は走行抵抗のひとつである「転がり抵抗」となり、抵抗係数が高くなると燃料を消費する傾向にあります。
よって、抵抗係数が低いほど低燃費に繋がるという仕組みです。
そんな問題を解決するべくエコタイヤは摩擦力の高い素材を配合して作られています。
耐久性に優れているもの、静粛性に優れているものなど、さまざまな性能のエコタイヤが販売されているため、乗り心地もそれぞれ違います。
エコタイヤを選ぶ際は、自分が求める乗り心地に合わせて選ぶようにしましょう。

 まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はハイエースの燃費が悪いと言われる所以や、燃費向上アイテムなどをご紹介しました。
この車の誕生は1967年で55年経った今でもたくさんの方から愛されているロングセラー車です。
ハイエースを街中で見ない日はありません。この車のオーナー様であれば「車はいいんだけど、燃費が…」といった悩みがあるかもしれませんが、上記を参考にしてよいハイエースライフの一助になれば幸いです。

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