プロボックスは社用車としてはもちろん、アウトドアやレジャー用の自家用車としても人気の高い1台です。

使用頻度が高い車だからこそ、給油の機会も増えますが、「給油口はどこ？」「どうやって開けるの？」と迷う人も少なくありません。

本記事では、プロボックスの給油口の位置や開け方、さらに開かないときの対処法まで詳しく解説します。

初めてプロボックスに乗る方やレンタカーで使用する方も、この記事を読めば安心してスムーズに給油できますので、ぜひ最後まで読んで不安をゼロにしましょう。

プロボックスの給油口の位置や確認方法

プロボックスを初めて運転するとき、給油口の位置で戸惑う方も多いでしょう。

ここでは、プロボックスの給油口がどの位置にあるのか、また確認の方法を分かりやすく紹介していきます。

プロボックスの給油口の位置

プロボックスの給油口は、車体の左側（助手席側）後方に設置されています。

運転席から見えにくい位置ですので、初めて乗る際は注意が必要です。

運転席から見て反対側に位置しているため、ガソリンスタンドでは左側の給油機に車を寄せるとスムーズに給油できます。

プロボックスの給油口が左右どちらにあるかの確認方法

プロボックスの給油口の位置を確認したいときは、メーターのガソリン残量計をチェックしましょう。

燃料マークの横にある矢印の向きが給油口の位置を示しており、左向きなら車体左側、右向きなら右側になります。

プロボックスは左向き矢印ですので、助手席側にあると判断できます。

燃料の種類

プロボックスのカタログによると、使用燃料は無鉛レギュラーガソリンまたはバイオ混合ガソリンと記載されています。

バイオ混合ガソリンとは、植物由来の成分（主にバイオエタノール）を一部混ぜた燃料で、CO₂排出を抑える環境対応型のガソリンです。

通常のレギュラーガソリンと同様に給油できるため、エコ性能を保ちながら安心して利用できます。

プロボックスの給油口の開け方と給油の手順

プロボックスを初めて操作する方は、給油口の開け方や給油の手順を知らない方も多いと思います。

ここでは、給油口の操作方法から給油の手順を詳しく紹介していきます。

プロボックスの給油口の開け方

プロボックスの給油口を開けるためには、オープナーを操作する必要があります。

オープナーの位置は、運転席右下のフロアにあります。

手前方向に引けば「カコッ」と音が鳴るので、それが給油口の開いた合図です。

外から給油口を開けば、給油キャップが確認できます。

給油の手順

プロボックスに給油する手順は、以下のとおりです。

1.レバー操作：運転席の右下、足元付近にある「給油口オープナー」を手前方向に引きます。

2.フタを開く：レバーを引くと、車外の給油口カバーが自動で開きます。

3.キャップの取り外し：給油キャップを反時計回りに回して外し、給油口内側のフックに掛けます。

4.給油：必要量のガソリンを入れます。

5.キャップの締め：給油後はキャップを時計回りに回し、しっかり「カチッ」と音がするまで閉めます。

初めての方は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単に給油できます。

分からない場合でもガソリンスタンドのスタッフに聞けば、教えてくれるので安心してください。

給油する際の注意点

車に給油する際は、以下を必ず守ってから行ってください。

・エンジンは必ずオフにしてから給油する
・ドアとドアガラスを閉める
・給油キャップを開く前に静電気除去を行う

給油前にこれらを行う理由は、ガソリンが気化しやすいことに加えて、引火点が非常に低いからです。

上記を守らずに行った際に、静電気のようなわずかな着火点が発生すると、引火や爆発の危険性が高まります。

プロボックスの給油口が開かない原因と対処法

プロボックスは日常的に使いやすい車ですが、給油口が突然開かなくなるトラブルが起きることもあります。

原因は単純な操作ミスだけでなく、部品の不具合や季節的な影響などさまざまです。

ここでは、給油口が開かない原因と具体的な対処方法を分かりやすく解説します。

プロボックスの給油口が開かない原因

プロボックスの給油口が開かない原因として最も多いのは、ワイヤーの断線です。

レバーを引いてもフタが動かない場合は、内部のワイヤーが切れている可能性があります。

また、給油口カバー自体の不具合も原因の一つです。

さらに、冬場などでは雪や氷によってフタが固まってしまうこともあります。

プロボックスの給油口が開かないときの対処法

ワイヤーの断線や給油口カバーの不具合の場合は、それぞれ交換することで修理可能です。

車種によっては給油口の裏側から直接開けられることもありますが、プロボックスでは内装を外さないとアクセスが難しいようです。

また、雪や氷で固まっている場合は、ぬるま湯をかけて解凍すれば開きます。

給油口が開かないときに修理依頼できる業者・かかる費用

給油口のワイヤーが切れたときは、ディーラーや整備工場、カー用品店で修理が可能です。

費用は状況により異なりますが、2,000円から20,000円前後が一般的な相場です。

作業の内容によって変動するため、事前に見積もりを取ると安心できます。

プロボックスの給油口はカスタムできる

プロボックスは業務用としての印象が強い車ですが、給油口まわりをカスタマイズすることで、外観に個性を加えることも可能です。

例えば、「PROBOX」と刻印された給油口カバーや、光沢感のあるガラスリッドを取り入れることで、シンプルなボディにアクセントを付けられます。

また、黒やメッキ仕様の給油口カバーも豊富にあり、好みに合わせて選べます。

手軽にドレスアップしたい方におすすめです。

キャップカバーも変更可能

プロボックスは給油キャップもカスタム可能で、豊富なカラーラインナップがそろっています。

ガラスリッドと組み合わせれば、給油キャップが外から見えるようになり、アクセントとして車体の雰囲気を簡単に変えられます。

さりげないワンポイントカラーで、個性的な見た目に演出できます。

そのほかに確認しておきたい！プロボックスの操作ボタン箇所

プロボックスは給油口以外にも、日常的に操作するボタンが車内にいくつも配置されています。

運転席から手が届きやすい位置にあるため、使いやすさに直結します。

ここでは、プロボックスを操作するうえで知っておくと便利なボタンを紹介します。

電動ドアミラーボタン

電動ドアミラーの操作スイッチは、前期型と後期型で設置位置が異なります。

後期型プロボックス・サクシードでは、運転席メーター横に配置されており、手が届きやすく操作しやすいのが特徴です。

前期型では、運転席ドアのパワーウインドウスイッチ付近にあり、こちらも比較的操作しやすい位置です。

ミラーの角度は基本的に一度調整すれば頻繁には動かす必要はありませんが、狭い駐車場では格納ボタンを押す機会が多いため、位置を確認しておくと安心できます。

ハザードボタン

プロボックス・サクシードのハザードスイッチはダッシュボードの中央に配置されており、運転席と助手席どちらからでも手が届きます。

緊急時や駐車時に使用頻度が高いため、位置を覚えておくことが大切です。

夜間はバックライトが点灯するため、暗い状況でも安心して使用できます。

ボンネットオープナー

ボンネットを開けるレバーは、運転席側のダッシュボード右下に設置されています。

レバーを手前に引くとボンネットのロックが解除されます。

給油口レバーと似ているため、間違えないよう注意が必要です。

TRC（トラクションコントロール）ボタン

プロボックス後期型にはTRC（トラクションコントロール）が標準装備されており、ボタンはメーター右横にあります。

通常はオンですが、雪道や滑りやすい状況ではオフに切り替えることも可能です。

ボタン操作で簡単に切替でき、オフ時は警告灯で状態を確認できます。

ヘッドライトレベライザー調整ダイヤル

プロボックスには、荷物や乗員数に応じてヘッドライトの角度を調整できるレベライザーが装備されています。

調整ダイヤルはメーター右横にあり、0〜5の範囲でロービームの向きを変えられます。

重い荷物を積む際にはロービームが上向きになり、対向車がまぶしく感じて運転に支障をきたす可能性がありますが、この機能で安全性を確保できます。

まとめ

本記事では、プロボックスの給油口の位置や開け方などを紹介し、開かない原因や対処法、操作に便利なそのほかボタンについても言及しました。

給油口の位置や開け方を把握しておくことで、プロボックスの使い勝手は格段に向上します。

特に初めて乗る際は、給油口の開け方やトラブル対処法を知っておくと安心です。

日常点検と正しい操作を心がけ、安全で快適なドライブを楽しみましょう。