ハイエース購入で失敗しないために!押さえておきたいメリット・デメリット

ハイエース購入で失敗しないために!押さえておきたいメリット・デメリット

アウトドアカーやファミリーカーとして活躍しているハイエース。

圧倒的な荷室の広さに加え豊富なカスタムパーツが魅力ですが、購入後に後悔しないためにデメリットも把握しておいた方がいいでしょう。

この記事では、ハイエースの購入を検討している方にハイエースのメリットとデメリットを紹介しています。

ハイエースを購入すべきかどうか、メリットとデメリットを存分に比較してみましょう。
是非最後までお読みください。

ハイエースとはどんなクルマ?

トヨタ ハイエースは商用車として作られ、長く乗れる耐久性の高いクルマと評価されてきました。
国内での人気だけでなく、海外での人気が非常に高いことも大きな特徴です。

ビジネスの現場で活躍するのは勿論ですが、現在ではアウトドアカーやファミリーカーとしての地位も確立しています。

ハイエースは1967年に初代が登場し、以降は1972年に2代目、1982年に3代目、1989年に4代目の100系が登場しました。

5代目の200系は2004年に登場し、19年後の現在も現行モデルとして人気を博しています。
中古車市場での需要は常に高く、走行距離が伸びても高値で取引されています。

ハイエース購入で失敗しないために!デメリット7選

後悔しないクルマ選びには、メリットだけでなくデメリットを理解しておくことをおすすめします。

メリットがどれだけ大きいかも重要ですが、デメリットをどれだけ許容できるかが購入が正解か否かを分けます。

購入後に気が付く、ハイエースのデメリットとはどのようなものでしょうか?
ここでは、代表的なハイエースのデメリットを7つ紹介します。

是非、ご自身の趣味趣向と照らし合わせてみてください。

燃費が悪い

ハイエースの燃費は良くありません。

車両重量が重く、より多くのエンジン出力が必要になるのが原因で、たくさんの荷物を乗せる時はさらに燃費への悪影響があります。

例えば、ハイエースバン スーパーGL(2WD) を見てみると、ガソリン車はカタログ数値で8.8km/L〜9.2km/L、ディーゼル車で11.7km/L〜12.4km/Lです。
実燃費ではここから2〜3km/L下がるのではないでしょうか。

燃費を気にするのであれば、ハイエースは避けた方が無難かもしれません。
ハイエースを少しでも燃費良く乗りたい方は、ディーゼル車を選択しましょう。

乗り心地が悪い

商用車としての生い立ちから、ハイエースの乗り心地は良くありません。
快適性よりも利便性を追求しているので、仕方がない部分もあります。

また、道路の継ぎ目など段差がついたところでは、下から突き上げるようにガタガタする感覚があります。

シートも乗用車に比べて硬いので、クルマに快適さを求める方には、ハイエースは向かないのではないでしょうか。

乗り降りが大変

キャブオーバーであるハイエースは車高が高く、乗り降りに苦労します。
アシストグリップを握って、なんとか乗り降りしている方も多いのではないでしょうか。

頻繁に乗り降りを繰り返す方や、年配の方には負担が大きいかもしれないので、購入前に実車を乗り降りしてから検討することをおすすめします。

遮音性が低い

乗り心地の悪さと共通する部分で、商用を目的として設計されているため、遮音性が低く快適な車内空間とは言えません。

初めてハイエースに乗る方は、ロードノイズやエンジン音が気になるかもしれません。
ハイエースに静粛性を求めるのは難しいかもしれません。
特にディーゼル車の場合はガラガラと大きなエンジン音をしているため、騒音という観点ではデメリットが大きくなるでしょう。

横揺れ・ふらつきがある

運転席が高い位置にあるハイエースは、揺れや横風の影響を受けやすく横揺れやふらつきが起こります。

ハイエースに使われているリーフスプリングは、縦方向の抵抗には強く、横からの荷重には弱い構造をしていることも、横揺れやふらつきの原因と考えられます。

加えてハイエースには、横揺れやふらつきを抑える役割のリアスタビライザーが使われていないことも関係しています。

パワー不足

ガソリン車の場合、車両重量に対してエンジン出力が足りないと、パワー不足を感じることがあるかもしれません。

踏んでも走らないことやトルクが弱いことにストレスを感じる方には、ハイエースの走りは物足りないのではないでしょうか。

特に高速の坂道を走行する際には、顕著に実感することがあるかもしれません。
パワー不足が気になる方はディーゼル車を選ぶようにしましょう。

駐車が難しい

ハイエースは基本サイズが大きいので、狭い駐車場ではそもそも駐車が難しいところはあります。

その上で、ハイエースは運転席から後ろの視認性が悪く、バックでの駐車が難しく感じます。
全長はミニバンと大差がないものの、運転席から後ろの距離が長いので見え辛くなってしまいます。

駐車が苦手な方は、バックカメラを付けるなど工夫をしましょう。

ハイエース購入の3大メリット

多くのユーザーに支持されているハイエースには、たくさんのメリットが存在します。
ここでは、ハイエースを購入するメリットを厳選して3つ紹介します。

デメリットを凌駕するかもしれない、ハイエースの魅力をご覧ください。

カスタムが豊富で楽しい

ハイエースの魅力はそのカスタムパーツの豊富さにあります。
内外装ともにシンプルなため、自分でカスタマイズしていける楽しさがあります。

シートをカスタムしてみたり、ホイールを変えてみたり、ベッドキットを組んでみたりとユーザーのこだわりを存分に発揮することができます。

ハイエースのカスタムは自由自在です。
オリジナリティ溢れるクルマを求めるのであればきっと満足できるでしょう。

荷室が広く何でも積める

ハイエースの圧倒的な積載能力は右に出る者がいない程です。
とにかく物を積むという目的がある方には、ハイエースは打って付けでしょう。

例えばアウトドアで使用する際には、バーベキューコンロやテント、自転車に至るまで積み込むことができるほど。

ベッドキットを入れることで車中泊も可能になるので、キャンパーからの信頼も厚いのがハイエースです。

ハイエースの広い荷室は様々な活用法があり、そのユーティリティ性は大きな魅力と言えるでしょう。

リセールバリューが高い

コスト面を考えても、ハイエース購入は魅力的な選択肢であると言えます。
リセールバリューとは手放す時の価値のことで、購入時からの価値が下がりにくい車種として代表的なのがハイエースです。

リセールバリューが高ければ、購入時に支払った金額をより回収できるので、結果的に安くクルマに乗れることになります。
長距離を走る方は、ディーゼル車を選ぶことでさらにコストを抑えられます。

ハイエースは頑丈な作りで長く乗れることから、海外で需要が高く相場は常に高水準で安定しています。

リセールバリューが高さに価値を感じるのであれば、ハイエースは非常におすすめなクルマです。

まとめ

ハイエースは耐久性や積載能力に特化していることで、一般的なクルマには見られないデメリットが存在します。

ハイエースのメリットだけに注目して購入すると、後でデメリットに遭遇した時に後悔する結果になるかもしれません。

メリットを感じた上で、デメリットをどの程度受け入れることができるかが、ハイエース購入で失敗しないためのポイントになるでしょう。

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